「番外:新潟復興チャリティーラーメン どなぎ」
東京を代表する人気らーめん店、京橋「ど・みそ」と渋谷「凪(なぎ)」が震災被災地支援をしました。ど・みそ店主斉藤氏は、ブロガーくにさんと共に『【ど・凪】コラボ企画☆』を立ち上げた企画です。

収益の50%を今後の被災地支援活動費用にあてるということは普通としても、らーめんの具材は新潟県中越沖地震被災地の農家から仕入れたものを使用するというのが、チャリティーのリアリティを高めてますね。会場は、凪本店@渋谷 (渋谷区東1-3-1 TEL:03-3499-0390)、日時は、9日日曜日11:00〜22:30の一日間でした。

いつもお世話になっているグルメブロガーの一員として辛党さんが告知に協力してましす。僕はグルメブロガーではないので、告知なんてできませんが、せめて一杯食べるだけでも一緒しなければなりません。ということで、日曜日の夕方、中年男二人が、渋谷警察署前で待ち合わせです。



店の前はこんな感じです。ちょっと屋台風で、立ち食いもできるんでしょうか。でも、ちゃんと入って食べるスペースはあります。

中に入ると、 けっこうな繁盛具合。開店当初は行列ができ、しばらくは常に入店待ちがある状態だったそうですが、だいぶ落ち着いてきたそうです。その時点で、目標500杯のうち、300杯を越えてました。22:30までは5時間ありますから、残り200杯近くはなんとか売切れそうかと思いました(結果は目標にわずか及ばず450杯だったそうですが)。



さて、これが一杯900円のチャリティーラーメン。「ど・みそ」の味噌ダレと「凪」の豚骨スープを使用したスープ、?浅草開化楼様が開発した限定麺だそうです。 

味は、濃厚なとんこつと魚介系の合わせ出汁で、コクのある味噌とあいまって僕の好みの味でした。見た目も色が濃いせいか醤油ラーメンのような錯覚も。麺も縮れていない細麺なので、一時期ブレイクした和歌山ラーメンを連想しました。



鯛の煮干と新潟米の粥がトッピングされてます。麺が残り少なくなったときに、この粥をスープに溶かして食べると、「二度うまい」という感じです。量は少なめでしたが、美味しくいただきました。ごちそうさま!!!!

最後はくじがあり、新潟の里芋をお土産でいただきました。ちなみに、当初は収益の半分を新潟支援に当てる予定でしたが、全額を支援に回すことにしたそうです。皆様ごくろうさまでした。

【2007/12/09 21:31 】
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「番外:宮香本舗「米沢牛入り どこでもいも煮会」」
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さて「極とろカレー」に引き続き、今日は「米沢牛入り どこでもいも煮会」です。「米沢牛」ですよ!


東北の秋には欠かせない「いも煮会」です。僕も宮城県に何年かいたことがあるので「いも煮会」は知ってました。なぜ東北だけなのか、東北でもなぜ青森ではやらないのか、wikiで今日初めて勉強しました。ご覧くださいw(ウィキベディア「芋煮会」

「いも煮会」と言っても、東北地方で秋に屋外でたくさんの人が集まって里芋の鍋を囲むことの総称であって、各地でやり方や味付けは全く違ったりするようです。正月になると毎年テレビ番組で飽きずに、日本全国地域によって雑煮の味付けや入れるもちが全く違います〜なんて紹介しますが、いも煮もそんなもんで、「鍋」の具材としての「いも」と「時期」が共通しているだけであって、「秋に美味しい鍋って何」って聞いたら、いろんな味付けが出てくるのは当たり前のようですね。

そんな中で、宮香さんのパッケージによると、山形県米沢市では牛肉としょうゆ味というのが定番のようで、この「どこでもいも煮会」は、米沢牛と、ちぎりこんにゃく、シメジ、長ネギの入った醤油味だそうです。



今回の写真、ピンボケはいつものことですが、湯気が・・・。お湯で温めて、どんぶりにあけると、いい香りです。確かにレトルト臭は感じられません。食べてもそうです。

具を観察しますと、ドドーンと里芋が3つ、ちぎりこんにゃくが3切れ鎮座します。さぁ、牛肉さん、出てきてください。あれ、ナガネギさんもいずこへ?といった感じです。きちんと救うと出てくるのですが、「箸でちぎれるほど柔らかく煮込」んだ牛肉は、箸で救う前にほとんどばらばらになってしまっておりました。シメジ・長ねぎも入ってはいますが、主役の影に隠れて、ほとんど存在感がありませんでした。味は少し甘い味付けと醤油ベースで、野菜や肉の出汁が十分出ていて、とても美味しいですね。里芋もちょうどいい煮込まれ具合で、イモを食べた、という満足感は味わえる歯ごたえを残しています。ごちそうさま!!!

今回、宮香本舗さんから、カレーといも煮のレトルトの試食をする機会を与えていただきました。そこで、カレーといも煮を比較して、レトルトにおけるカレーといも煮の位置づけの違いについて若干考察いたします。

【カレー】
インドカレー、スリランカカレーなどではなく、極とろカレーが想定している「カレーライス」の場合です。カレーを食べるということは、カレーライスを食べるということです。言葉上のちがいは「ライス」で、これが全てです。要は、カレーライスを食べるという行為は、ご飯がまずあって、ご飯を美味しく食べるための餡かけとしてのカレールーをかけるわけで、その餡の具食べるのがメインではないのですね。ビーフカレーを食べるのは、量的にも主目的にもライスがメインであり、入っているビーフを食べるのが主目的ではないわけです。ですから具とソースの入ったレトルトカレーだけでは「カレーライス」を食べるという行為は完結しないわけで、ライスという援軍、援軍というよりむしろ主役の登場が不可欠なわけです。かといってカレーは脇役ではなく、もう一方の主役であるといえるでしょうが。だから、牛肉が、200グラムのカレーのレトルト内容量のうちの50グラムと25%を占めているときけば、「おお!!」とびっくりするわけです。普通牛肉には量的な観点でそこまで期待されてませんから。ライスが50グラムだと座布団が飛んできますが。

【いも煮(鍋料理として考えた場合)】
鍋は、出汁も大事ですが、具を食べるのがメインですよね。カレーと違ってご飯は必須ではない。酒を飲みながらとか、酒は飲まずとも小食の人なら、ご飯なしで鍋だけで満足するんじゃないでしょうか。だから、いも煮も、里芋その他の具を食べて満足感を得られるのです。今回のレトルトは内容量250グラムです。でも、それに占める具の割合は、半分程度ではないでしょうか。極とろカレーにおける具の割合は25%しかなくても褒めてもらえます。それは、ライス250グラム+レトルト内容200グラムの計450グラムのカレーライス全体を食べるという行為の中で花を添える50グラムでしかないからです。しかし、いも煮はご飯という援軍のないままレトルト内容量250グラムだけで勝負をかけなければならないのです。しかも食べる側の意識としては、出汁の部分は付録扱いであり、具こそがメイン。そのメインは120グラムほどしかなければ満足感を得られないと思います。
何を言いたいかというと、レトルトでいも煮や鍋料理を出すということは、マーケティング上カレーを出すのと全く違ということです。カレーの技術をそのまま応用でき味作りには成功するとしても、客から満足を得られるかという点では、成功するのが非常に難しい商品分野だと考えます。

【いも煮(汁物として考えた場合)】
いも煮を鍋料理として考察しましたが、あくまでも汁物であり、汁が中心との指摘がありました。確かに、同じ鍋をつついて食べるいわゆる鍋とは違い、大きな鍋で煮るものの、それを椀やどんぶりに装って食べるでしょうから、感覚的に豚汁に近いのでしょうか。そうなると、それで一食としてのボリューム感は期待しなくてもいいかもしれません。しかし、それでは600円という値付けが非常に高く思えます。食事一食だと思えば600〜700円出しても満足は得られるでしょう。でも豚汁お椀に1杯で600円はなかなか厳しいものがあります。やはり汁物として汁と具を同じような重きで考えたとしても、味としてはとても美味しいのですがコストパフォーマンスという点で僕にとっては満足感が得られない商品だと思いました。

個人的意見ですが、カレー、ハヤシライス、中華丼、スパゲティソースのようなご飯やパスタにかけるシリーズをレトルトにするのはうまくいきますが、鍋物や汁物のレトルト化のようにそれだけで完結させるものは、量との兼ね合いから考えるとかなり安くしないとコストパフォーマンスが低く感じられ、うまくいかせるのは難しいと思います。
【2007/10/17 22:27 】
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